9399 ビート・ホールディングス・リミテッドの株価に対する個人的な見通し(2023/4/30現在)

※この投稿は特定の株式銘柄の勧誘や売買の推奨等を目的としたものではありません。また特定銘柄および株式市場全般の推奨や株価動向の上昇または下落を示唆するものではありません。最終的な投資決定はご自身の判断でなさるようにお願いします。

この投稿ではタイトルの通り「9399 ビート・ホールディングス・リミテッド」の株価について、今後どうなっていくのか私の考えを書いてみようと思います。

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1.現在の株価の動き

この銘柄をウォッチしている方は既にご存知の通り、直近1年では2022年10月をピークに右肩下がりの傾向が続いています。またこの4月にはとうとう最安値が10円と1桁台まで下落することがかなり現実的になってきました。

ビートホールディングスの株価推移

ビートホールディングスの株価推移

(同社の公式ウェブサイトから引用)

個人的には同社の株式売買を過去2度行っており、いずれも一応利益は出させてもらっていたので、3月頃よりまた少しずつ買い増ししていたのですが、想定以上に株価の底が見えず、正直失敗だったかなと思っています・・・

2.株価低迷の要因

株価が低迷している要因は業績の悪化に尽きると思います。既存事業である「メッセージング事業」及び「ライセンシング事業」が今後改善する見通しが立っておらず、他の企業や事業、不動産への投資を進めている状況のようなので、先行きはかなり不透明です。これでは投資のしようがないので、売りが進むのは無理もありません。

3.今後の株価予想

普通に考えるとこれからも株価は下落していく一方なのですが、上昇するタイミングは無いのでしょうか。1つ考えられるのは、現在の時価総額は上場維持基準を割っているので、そこに対するテコ入れです。

上場基準の表

上場基準の表

(東京証券取引所の公式ウェブサイトから引用)

現在の発行済株式数は60,559,957株で、スタンダード市場の上場基準となる時価総額は10億円ですから、

1,000,000,000(円) ÷ 60,559,957(株) = 約16.5(円)

つまり上場廃止を回避する場合、自社株買いなどにより 株価を17円まで回復させるような動きが今後出てくるのではないかと考えています。

ただ直近の決算短信を見ても資金繰りがかなり悪そうで、事業そのものにお金を十分に使えていないようなので、期待度は30%程度でしょうか。 残念ながらこのまま上場廃止となる可能性の方が高いと思われます。

 

ゴールデンウィーク明けに1Qの決算発表があると思うので、その辺りで株価にポジティブな変動あることを期待しつつ、ホルダーとして引き続きウォッチしていこうと思います。それでは!

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